コミック発売日ねっと|『高杉さん家のおべんとう』のレビュー

コミック発売日ねっと
中年男と少女の共同生活。二人を繋ぐのはお弁当?
高杉さん家のおべんとう
【著者】 柳原 望 (コミックフラッパー)
【内容】 もふ系同居もの

31歳独身男で地理学のオーバードクター高杉温巳(はるみ)がある日突然、親を亡くした12歳の女の子久留里(くるり)を引き取り家族の絆を構築していくお話です。 以前、マンガ大賞にもノミネートされたので多少は有名になったのですが、まだまだマイナーな名作だと思います。

中年男の子育て漫画は結構ありますが、本作の面白さは単に子育て奮闘期でないところだと思います。もちろんそういう要素もありますが、随所に出てくる地理学ネタがしっかりお話とリンクし深みを与えているところが他とはちょっと違います。

温巳は真面目だけど空気(特に女性の)の読めない学者肌、久留里は無口でテレやだが意外に気が強い芯の通った子、険悪な関係というわけではありませんが始めから仲良しというわけでもありません。口が上手い2人でもありませんので打ち解けていくことは難しく、そんな時に役に立ったのがお弁当です。「同じものを食べていることが家族」というような表現が作中にありますが、まさに離れていても繋がっているキーアイテムなのです。 本作ではお弁当だけでなく食事が大きなテーマです。地理学のウンチクも入り、食を通して絆を深めていく話は論理的でもあり感傷的でもあり面白いです。 感情に訴えるだけでなく、論理的な感動を楽しめる人にオススメの作品です。

(2013/05/14 担当H)

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